株を売買するという事は投資をするという事であり、「投資」をする
以上は確実な要素は1つもありません。
まず、リスクが伴うという事を肝に銘じておきましょう。
では、
”何故、リスクがあるのに株式投資をするのか?”
それは、
"大きな利益が発生する可能性がある"からです。
それでは、リスクを理解する為に、株式投資の「メリット」と「デメリット」
について触れて行きたいと思います。
以上が株式投資の主なメリットとデメリットとなります。
株式投資は大きな利益をもたらす可能性があり、元本が保証されないという
リスクを負ってでも、投資をする価値が大きくあると言えますが、
全て自己責任であるという事も、やはり忘れてはいけません。
上記のデメリットの様に、買った株の会社が倒産するリスクを
頭に入れておかなければなりません。
買った株の会社が倒産したら、株の価値は無くなってしまいます。
上場している企業なので、会社が倒産するという事は全体に比べてかなり少ないのですが、
そのリスクを考えて株を買えば、そのリスクも少なくなります。
上場企業がどれくらい倒産しているのかというと、
2012年に約3700ある上場企業の内、倒産した企業は6社です。
これは、全体の0.16%の割合ですので、割合ではかなり低い数値となります。
ちゃんと買った株の様子を見ていれば、買った株の会社が倒産して
自分の持っている株の価値がゼロになるという事は、ほとんどの場合、回避できます。
それは、倒産する企業は予兆なくすぐに倒産するわけではありませんので、
そのリスクを回避する(株を売る)時間があるからです。
もちろん、企業が株式を上場(公開)するには色々な基準、審査がありますので、
上場企業が倒産する可能性は、絶対ではないにしろ、低いと言えます。
倒産のリスク以外に上場廃止になるリスクというものがあります。
上場廃止とは、簡単に言うと、経営不振や完全子会社化などの理由により、
証券取引所で取引できなくなるという事です。
会社自体が存在する場合、株式自体は有効で、
その再上場すれば、また取引できるようになります。
上場廃止になるまでは、取引できる期間が設けられますので、
いきなり取引ができなくなるというわけではありません。
そこのところは安心してください。
上場企業が倒産する割合も少ない上に、倒産する予兆があるので、それを回避する時間もあります。
あまりない事ではありますが、それでも株を保有したまま倒産してしまった場合は、
株の価値はゼロになってしまいます。
その最悪を想定しても、買った株の会社が倒産した場合、
なくなるのは投資した金額のみです。(信用取引でない場合)
基本的に自分にとって余裕がある金額を投資するわけですから、
例えば、
「貯金の中の10万円位なら投資してもいいかな?」
と思ったら、最悪、買った株の会社が倒産しても、その10万円のみがなくなるだけで、
貯金のすべてや、財産がなくなるというわけではありません。
(もちろん、余裕がないのに、なけなしの貯金を株に使うという事はしないようにしましょう。)
リスクを理解すれば、それほど大きなリスクではありませんし、
なけなしの貯金を使うようなリスクを背負うなら、
株はやらない方がいいと、わたしは思います。
もちろん、株に投資する金額がみんな同じ場合、あなたの背負うリスクが、
全ての人と同じレベルのリスクになるわけではありません。
当たり前の事ですが1万円の重みも、10万円の重みも、
その人の収入や、貯金、生活環境によって違うでしょう。
あなたがリスクを踏まえた上でも、
「やってみよう!」
と思えるのであれば、株式投資で副収入が入るよう目指しましょう!
また、現在では貯金よりも株に投資する方も増えてきています。
実際は、貯金と株は性質が違うために、比べられるものではないのですが、
貯金をしても現在の日本の金利はかなり低いので、お金は中々増えません。
であれば、大きな利益を得られるメリットがある株に興味を持ち、
「株に投資してみよう!」
という人が増えているということですね。
株に興味のある方は、これらリスクを踏まえた上で、
無理なく株式投資を始めましょう!
次はの株式市場についてですが、株式市場や証券取引所って一体どういうところなの?
という基本的な疑問について、わかりやすく説明していきます!