株式投資で利益が得られる種類と知っておきたい言葉を、
分かりやすく、そして簡単にご説明いたします。
株は元々、成長を見込んだ企業に出資して利益が出たら配当を貰うものでした。
ですが、今はそれがメインではありません。
現在では、配当では無く、株を売買して利益を得る事がメインになったのです。
その利益を得る方法は実に単純で、一言で言うと「安く買って高く売る」です。
それはいったいどういう事かをご説明致します。
株は、売り買いが自由に出来るモノでもあります。
また、株の値段は常に変わって行きます。
そして、株を買ったからと言って、保有しなければいけない
期間などありません。
極端な話、株を買った1分後に売っても構いません。
これが何を意味するかといいますと、
例えば、午前9時に株を購入し、1時間後の午前10時に株の値段が上がったので
売る事も出来ます。
その購入と売却の値段の差額が利益になります。
株のメリットのお話でも出てきましたが、購入した株の値上がりで
大きな利益を得るメリット。
これが、株式投資をするメインの利益を得る方法になっております。
このように、株式には株価の変動によって得られる利益もありますが、
それ以外の方法でも利益が得られます。
配当金とは、企業の稼いだお金(利益)の一部を、
ある時期にわたしたち(株主)に支払う(還元する)ものです。
配当金の額は、持っている株数によって変わります。
配当金は、株式を持っているだけで配当金が得られますので、
銀行の金利より良い利率の株式の銘柄を購入することによって、
銀行に預金しておくよりも、より多くの利益が得られる可能性があります!
また、配当金は株をずっと持ち続けなければ貰えないというわけではありません。
配当金の権利確定日だけ株を持っていれば配当金は得られます。
変な話、権利確定日だけ株を買って、配当をもらう権利を得て、
次の日に売る事もできます!
ですが、権利確定日を通過すると、株価が下がる可能性は大いにありますので、
それを踏まえた上で株式を購入しましょう!
また、配当金がない会社もあります。
株主になると、持っている株によって「株主優待制度」という優待制度が提供され、
商品券、優待券、食料品やオリジナルグッズなどのプレゼントがもらえます!
株主優待は、株主の満足度を上げて、さらに多くの株主を増やす為の制度で、
言わば、企業から株主へのプレゼントです。
その株主優待は、時期によって、また株の保有数によっても様々ですが、
例えば、マクドナルド(日本マクドナルドホールディングス)
であれば、ハンバーガー類、サイドメニュー、ドリンクの無料引換券や、
アサヒ(アサヒグループホールディングス)であれば、
自社オリジナル製品の1000円相当などのお得な優待が受けられたりします。
この株主優待をフル活用してお得生活を送っている方が、
以前何度かTVに出ていましたね!
株式を買う場合に投資する企業は、自分が好きな企業、利用する企業、
もっと言うと、自分が好きな飲食店であったり、アーティストの所属会社、
ゲーム会社、電機メーカーであったりしてもいいですね。
そうすると、おのずとその会社の特色を活かした株主優待が受けられる場合が多いので、
株主優待も定期的な楽しみのひとつになるかもしれません!
ここで覚えておいて頂きたい言葉を2つご紹介します。
株価の値上がりで得る利益の事を「キャピタルゲイン(値上がり益)」といいます。
逆に損失が出た場合は、「キャピタルロス」といいます。
また、お金を投資して株式などの資産を持っていることによって
継続的に得られる利益のことを「インカムゲイン」といいます。
株式でいえば、先ほどご説明した配当によって得られる利益のことをいいます。
また、不動産でいえば家賃がそれにあたります。
キャピタルゲインとインカムゲイン、この2つの言葉も覚えておいて下さい。
さて、現在の株式で稼ぐ方法は、株の売買による利益がメインということはお話しました。
株の売買による利益は、株の値段が上下しなければ発生しません。
当たり前の事ですが、株が常に同じ値段であれば、買っても売っても利益が得られませんよね。
それどころか、手数料が掛かるので赤字になります。
この株の値段が上下するという事についても、
分かりやすく簡単に説明していきたいと思いますが、
次の更新までしばらくお待ちください。