ネットで副収入を稼ぐ方法のひとつの、株で稼ぐの基礎知識ですが、
このページでは株の値段が上下する理由を解説していきます。
株の値段の事を「株価」といいます。
株価は、1株の値段を指し、実際に株の売買(取引)する際の値段の事を言います。
この株価は時価であり、その時の市場価値(株自体の価値)で株価は変動します。
ちなみに、新しく公開された株(新規公開株(IPO))に初めてついた
株価を「初値」といいます。(ここは知識として覚えておく位で結構です)
株価は、リアルタイムで変動するのです。
それは何故かと言うと、
株価はその時の需要と供給で値段が決まるからです。
常に、買いたい人達と売りたい人達との
「この価格なら買うよ」
「この価格なら売るよ」という、
値段交渉が行われているとイメージしてもらえると分かり易いかもしれません。
分かりやすく、例を挙げます。
株を売りたいAさんが「1株101円なら売るよ」と言っており、
株を買いたいBさんが「1株99円なら買いたい」と言っているとします。
この段階では売り値と買い値の希望が合わないので売買不成立となり、
取引(売買)が成立しておらず、株価は未だ決まっておりません。
ここで、もう一人の株を買いたいCさんが「101円で買うよ」と言った場合、
AさんとCさんの取引が成立し、株価が101円となります。
その結果、Bさんは株を買えませんでした。
Bさんが株をどうしても買いたい場合は、1株101円で買うか、
株価の値動きを見て、1株99円に下がった段階で買い注文をするしかありません。
では、Cさんが登場していないという設定で別のパターンの例ですが、
もう一人の株を売りたいDさんが「99円で売りましょう」と言った場合、
BさんとDさんの売買が成立し、株価が99円となります。
その結果、Aさんは株を売れなかった事になり、
未だに手元に株が残った状態です。
Aさんがどうしても株を売りたい場合は1株99円で売るか、
株価の動きを見て、101円に値上がりした時に売り注文をするしかありません。
株価についてまとめますと
すなわち、
「買い注文が多い=需要が高まり株価が上がる」
「売り注文が多い=需要が下がり株価が下がる」
と言うことができます。
株式の変動は、株式の売り手と買い手の需要と供給の
バランスによって変動しますが、どんな要因が影響を与えるのかを説明します。
たくさんの投資家が様々なニュース、状況、変化、などを見極めて売買を判断します。
そして、そのたくさんの投資家の気持ちや思惑はいろいろで、
ちょっとした状況の変化などが株価に影響を与えます。
ですから、株価は日々刻々と変化するのです。
株で稼ぐには色々な情報や状況を見極め、売買しなければなりません。
より良い判断をするために、新聞や、TVニュースなどで情報収集しましょう。
さて、こちらのページでは株価の変動についてご説明してきました。
次のページでは、実際にどのようにして株を買うのかをご説明いたします。