FXに関して必要な知識は非常に沢山あり、これから1つずつ学んでいきますが、
先ずはよく出て来る聞き慣れない言葉の意味などの説明を受ける上で、
最低限必要な知識をこれからお話ししたいと思います。
先ずは、FXの取引画面を見る時、説明文に登場するFXの基本用語や知識を
先ずは押さえていきましょう。
FXでは各通貨は通貨コードという英語3文字で表現され、
取引の際はこの通貨コードで取り扱う通貨を確認します。
全ての通貨コードを覚える必要はありませんが、
よく使用する通貨の通貨コードは覚えておきましょう。
以下に良く使うであろう通貨コードを記載しておきますので、
このあたりは覚えておくと良いでしょう。
JPY=日本円
USD=アメリカドル
EUR=ユーロ
AUD=オーストラリアドル
NZD=ニュージーランドドル
CAD=カナダドル
HKD=香港ドル
CNY=人民元
KRW=韓国ウォン
現時点での売りと買いの為替相場の事を言います。
レートは秒単位で変化します。
ポジションとは、FXにて外貨をいくら買っているか、または売っているかという状況の事をいい、
その状況を維持している事を、ポジションを持つと言います。
買った場合は買いポジション
逆に売った場合は売りポジション
をそれぞれ持った事になります。
ポジションを持っている間、スワップポイントが発生します。
レートの値動きによる損益は決済されるまでは確定しません。
ポジションを持っている状態からそのポジションを決済する事で損益が確定します。
FXは、ポジションと決済ワンセットで考えましょう。
取引の際の注文数のこと。
取引通貨単位に対していくらのレバレッジをかけてポジションを持つかを表します。
取引通貨単位×かけるレバレッジ(Lot)
例えば、
かけるレバレッジが1倍の場合は1Lot
10倍の場合は10Lotになります。
注文が確定し、現在所有している未決済のポジションのこと。
取引管理画面の建玉の項目でそのポジションのリアルタイムの
損益を確認や、決済手続きなどができます。
ポジション保有中のレートの値動きによって現在得られる利益の額。
「今決済するとその利益が得られる」という額を表しています。
含み益の逆で、ポジション保有中のレートの値動きによって
現在発生している損失の額。
「今決済するとその損失が発生してしまう」という額を表しています。
含み益・含み損共にリアルタイムのレートでの損益なので、
ポジションの決済をしない限りは、損益は確定しません。
保有しているポジションの決済をして初めて、現在の含み益・含み損の損益が確定します。
PIPSとは、損益を通貨単位に関わらず、分かり易く数値化しているものです。
取引している通貨間のレートの変化に伴い損益が変化していきます。
この時、いくら上がると幾らの損益なのかは取引している通貨で変わりますし、
計算方法も変わります。
例えば、
USDとJPY
EURとJPY
EURとUSD
多数の通貨が混ざると損益の計算がめんどうくさくなります。
そこで登場するのがPIPSです。
PIPSはどの通貨間でもレートの変動に伴い0.1単位で変化して行きます。
損益に対して+(プラス)であればPIPSの数値は増えますし。
-であればPIPSの数値は-(マイナス)表記になります。
単純にPIPSの数値に対して取引中の数量を掛けてあげれば
利益計算が楽になります。
計算方法は取引している通貨で1PIPS当たりの値は変わってきますが、
簡単にPIPSの数値だけで、損益の把握が簡単になると言うことです。
例として、USD/JPYのペアの場合のpipsの数値は
1$あたり
100pips=1円
10pips=10銭
1pips=1銭
0.1pips=0.1銭
となります。
これに、保有しているドル分を掛けるとpipsに対する損益は計算できます。
もちろん、証券会社の取引ページで損益は自動的に更新されますので
直ぐに分かる様にはなっておりますが、PIPSという言葉の意味は事前に
理解しておきましょう。
尚、売値と買値の差額であるスプレットもPIPSで表示されております。
利子などによって得られる利益。
一言で言うと配当金の事。
FXで言うとスワップポイント(金利差)にて得られる利益を指します。
所有している通貨と所有期間によってスワップポイントは変わってきます。
デイトレードの様な短期間で決済する場合は、
保有期間が少ないのでインカムゲインでの利益は望めません。
レートの値動きで得られる利益のこと
レートの変動で含み益が発生している状態で
ポジションの決済をして確定した利益がキャピタルゲインにあたります。